Event Description
持続可能な社会を築いていくために、今、企業はさまざまな取り組みを進めています。特にカーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現は、どの業界にも共通した大きなテーマとなっています。
その中で、ものづくりの根幹をなす素材を再生可能なものに変えていくこと、つまり、素材転換を図っていくことは、自らの商品や製品をサステナブルに転換していくうえでも重要なアプローチとなります。また、素材転換で付与される環境価値に対する消費者の理解を高めていくことも、持続可能な社会の実現に向けて必要不可欠です。
今回のセミナーでは、さまざまな業界で幅広く使用されているプラスチックに軸を置きながら、素材転換とグリーンな世界の実現について、行政、ブランドオーナー、素材メーカーの各視点を交えながら議論します。
カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に向け、素材転換やプラスチック問題に興味のある方、またそれらに関わらず環境配慮製品を展開する上で、消費者とのコミュニケーションを模索されている方など、多くの方々に注目いただきたいイベントです。
▼こんな人におすすめ
企業のサステナビリティ部門担当者
素材調達・製品開発担当者
ブランドオーナー(意思決定層)
▼イベント概要
日時:2024年11月26日(火) 15:00~17:25
※セミナー終了後、オフライン会場では40~50分程度のネットワーキングの時間を設定
開催方法:ハイブリッド形式
参加費:無料(事前登録制)
主催:Business Insider Japan
共催:株式会社メンバーズ
協賛:三井化学株式会社
・オンライン会場
Zoomウェビナー(お申込みいただいた方に、後日オンライン視聴用のURLをお送りします)
・オフライン会場
ビジョンセンター東京駅前
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-8-17 新槇町ビル7F(会議室703)
JR東京駅 八重洲北口・中央口 徒歩1分
東京メトロ 銀座線・東西線 日本橋駅 B3出口 徒歩5分
※オフライン参加の方にも後日アーカイブの動画をご案内します
▼タイムテーブル(予定)
15:00 オープニング
15:05 基調講演(経産省)
「化学産業のGX戦略とプラスチック問題」
GX実現に向けた日本の化学産業の方向性と、その中でのプラスチック問題の現状を認識したうえで、グリーンなプラスチック製品の重要性について語っていただきます。
15:25 プレゼンテーション①(三井化学)
「原料転換と資源循環の取り組み最前線:バイオ&サーキュラーの挑戦」
プラスチックのバイオマス化と資源循環を戦略的に進める三井化学。改めてその重要性と現状について語ります。
15:40 プレゼンテーション②(良品計画)
「プラスチック問題への取り組みと生活者との向き合い方」
プラスチック全般に関する取り組みの他、店舗の立場においてグリーンな素材への転換に関する生活者との向き合い方について語っていただきます。
15:55 プレゼンテーション③(マッシュグループ)
「カーボンニュートラルについての取り組みと生活者と向き合って感じる課題」
ファッション事業を中心にビューティー・飲食事業での取り組みも交えながら、取り組みの結果や生活者の反応、現状の課題などについて語っていただきます。
16:10 プレゼンテーション④(リコー)
「循環型社会実現のためのコンセプト『コメットサークル』に込めた想い」
事業を通じて循環型社会実現を目指すリコーの活動を、1994年に同社が制定した循環型社会実現のためのコンセプト「コメットサークル」の考え方に基づいて紹介いただきます。
16:25 休憩
16:35 登壇者によるパネルディスカッション
17:15 質疑応答(オンラインセミナー終了)
17:25 ネットワーキング(オフライン会場のみ)
18:15 クロージング
※プログラムや時間配分は変更の可能性がございます
▼登壇者
経済産業省 素材産業課 課長補佐(競争力企画)
村松雄太氏
新卒で大手電力会社に入社。火力事業本部で発電プラントの保守・運営業務、環境室で生物多様性といった環境法規制動向対応等に従事。その後、ADL Japanに入社。戦略コンサルタントとして主にエネルギー領域を中心に新規事業参入戦略・技術戦略の策定支援および実行支援に従事し、近年はCNを軸に活動。24年4月より経済産業省 素材産業課に調査員として入省し、素材領域のGX推進役を務める。
株式会社マッシュスタイルラボ執行役員 生産管理本部 本部長
株式会社マッシュホールディングス 業務管理部 部長
株式会社バブアー パートナーズ ジャパン 取締役
株式会社バレリット 取締役
岩木久剛氏
大学卒業後、複数の大手アパレル企業においてブランドマネージャーや新規事業の立ち上げ責任者と広く経験を重ね、MDから事業全体のマネジメントに至るまで知見を積んだ後、2019年マッシュホールディングスに入社。生産管理本部 本部長としてファッション事業におけるプラットフォーム化を推進。2021年より現職となり、新規事業の立ち上げのサポートにも従事する他、取引先企業とともに「サステナブルアライアンス」を立ち上げるなど、ファッション分野におけるサステナビリティの推進にも寄与。
株式会社リコー
ESG戦略部 ESGセンター 環境推進室 室長
江藤一弘氏
1990年、株式会社リコー入社。生産でのモノづくり、営業での顧客接点活動を経験。その後、経営管理スタッフとしての経験を経て、2004年から環境管理部署へ異動し、現在はリコーグループ全社の環境経営推進をリード。
株式会社良品計画
無印良品東京有明 店長
湯崎知己氏
2000年、株式会社良品計画入社。大阪・東京にて数店舗の店長を経験した後、2013年から2019年まで海外勤務(中東/フランス)。その後国内本部にて宣伝販促/商品部(生活雑貨部)を経て、2022年より無印良品東京有明の店長として現在に至る。
三井化学株式会社
グリーンケミカル事業推進室 ビジネス・ディベロップメントグループリーダー)
松永有理氏
大学では環境経営を学び、2002年三井化学入社。2023年6月よりグリーンケミカル事業推進室。バイオマス・リサイクル素材のブランディングとマーケティングを担当。2015年に組織横断的オープンラボラトリー「MOLp®」を設立、B2B企業における新しいブランディング・PRの形を実践している。MOLp®の活動を通して2018年グッドデザイン賞ベスト100、Japan Branding Awards2021「Rising Stars」賞受賞。
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