新課程入試対策にお悩みの先生方必見！

今回のセミナーでは，高等学校，大学，予備校の３つの視点から，新課程入試を含めた入試対策についてお話を伺います。先生方が今後の入試対策を組み立てられる際の“方向ベクトル”のご参考となれば幸いです。

講演Ⅰ
『新課程入試の変更点と指導のポイント』
講師　大山 壇 先生（代々木ゼミナール）



【講演概要】
新課程入試（数学）の変更点（と非変更点）を整理し，予想される出題範囲・内容を確認します。
また，実際の入試問題から逆算した指導ポイントと日々の指導に使えるオススメ過去問も紹介します。

---

講演Ⅱ
『高等学校での日々の授業と大学入試』
講師　須藤 雄生 先生（筑波大学附属駒場中・高等学校）



【講演概要】
大学入試という文脈では，高校の教員は，入試問題を生徒と一緒に解くという解答者であり，定期テストや日頃の授業で問題を作るという出題者でもあると思います。
今回は両方の立場から，私自身の授業や定期テストに触れつつ，大学入試と，さらにその先も見据えた普段の授業のヒントとなるお話をさせていただきます。

---

講演Ⅲ
『大学入試の裏側』
講師　中川 幸久 先生（長崎大学 教育開発推進機構 アドミッションセンター教授）


【講演概要】
大学入試問題はどのような観点で作成され，どのようなねらいで出題されているのか，多くの先生方が興味や関心を寄せられていると思います。
今回のセミナーでは，問題作成の意図やその発想をご紹介します。本学で実施した過去３年間の入試問題から，特に作成に力を入れたものや，受験生が解答に苦労したものを中心に解説します。

---

【講師紹介】
大山 壇（おおやま・だん）先生（代々木ゼミナール）
東北大学理学部数学科卒。2006 年度から代々木ゼミナールにて教鞭をとる。『全国大学入試問題正解』（旺文社）解答者。
著書には『整数 分野別標準問題精講』『全レベル問題集③⑤』（旺文社），『基本から身につける計算力シリーズ』（KADOKAWA）がある。

須藤 雄生（すどう・ゆう）先生（筑波大学附属駒場中・高等学校）
東京書籍(株) 教科書「数学 Advancedシリーズ」編集委員。東京学芸大学大学院教育学研
究科(修士課程)修了後，東京都立高等学校・中等教育学校教諭を経て，2012年 4月より現職。

中川 幸久（なかがわ・ゆきひさ）先生（長崎大学 教育開発推進機構 アドミッションセンター教授）
東京書籍 ( 株 ) 教科書「数学 Advancedシリーズ」編集委員。
長崎大学教育学部数学科卒業後，長崎県内の高等学校で教諭，教頭，校長を歴任。
長崎県教育委員会で人事管理監，高校課長，教育次長を経て退職。長崎県立図書館長を経て，2015 年より現職。
地域貢献として，長崎県 NIE 推進協議会会長，長崎県明るい選挙推進協議会会長を歴任する。
現在，長崎県数学教育会会長，九州数学教育会理事を務める。